戦闘とアイテム取得

思いのほかクエストについての御託が長くなってしまったので,戦闘とアイテムのところは分けました.以下はWiki の戦闘と死の項目に,初心者視点での説明を補足する形でかいてます.

殴って戦闘(melee)

肉弾戦をやるクラスは,敵を右クリックして近づけば勝手に近接武器(melee weapon)で殴ってくれます.多少方向がずれていても殴ってくれますが,真後ろとかに敵がいると殴ってくれないようです.ちなみに,歩きながらでも殴れるようです.殴ると敵の health (緑のバー)が減っていって,全部なくなると倒したことになります.XP 100 とか紫色で表示されるのは獲得した経験値で,ある程度たまるとレベルアップできます.どのくらいためるとレベルアップするかは,下のアイコンの並んでるバー(XP bar)の上にある細いゲージのところでわかります.

殴られて減った health は,何もしないでいるだけでもじりじりと回復します.食べ物を食べると,もう少し早く回復できます.食事があと何秒で終わるかは,小地図の横に小さいアイコンで表示されます.食べてる間に移動してしまうと,食事が中断されて時間が強制的にゼロにされてしまいます.

このほか,回復魔法を使う方法や,薬品を使う方法もあります.そのあたりは後日ということで.

アイテムを拾う (loot)

敵を倒すと,敵の死体がきらきらと輝いた状態になります(ならないこともありますが).きらきらしているときは,敵からアイテムがとれるという意味です.敵を右クリックすると,左側にアイテムの一覧がでるので,欲しいものをクリックしていけば,鞄に自動的に移されます(ソロの場合です.グループの場合については後日).shift+右クリックすると,自動的に取れるものをすべて取って鞄にいれます.

敵をたおしてもきらきらしない場合は,誰か他の人が途中から(あるいは最初から)攻撃した敵だったりします.このときは,敵の名前が出るバーのところの文字が赤くない(灰色になる)状態になり,さらに敵を倒しても経験値(xp)が入らないので,闘ってる途中でもわかります.でも,他人が手を出したから必ず xp がもらえないというわけではなく,一定の条件があるみたいです.

この条件が今のところよくわかってないのですが,経験的にいえば「自分が手を出してから一定の時間,誰も手をだしていない,またはその時間内に一定量のダメージを自分が与えた」ときは,自分に xp が入るようです.たぶん,調べればどこかにちゃんと書いてありそうですが.要するには,他人が(自分のグループでない人が)手を出している敵に,後から攻撃しても xp もアイテムも貰えない,ということです.

逃亡

敵を殴れば当然敵も殴り返してくるわけで,こちらの health ゲージが全部なくなったら死んでしまいます.危険になったら,道とか町のほうへ走って逃げると,道を歩いてる NPC や町の NPC が敵を倒してくれます(こともあります・・).少なくとも guard という名前がついてる(名前が緑色の) NPC は助けてくれるようなので,そういう名前の NPC がどこにいるか,あらかじめ見ておくと安全かもしれませんね.

敵にもよりますが,逃げていれば結構簡単にあきらめてくれるので,助っ人がいないところでも,とりあえず逃げておけば助かることも多いです.

戦闘不能(死亡)

逃げ切れずに health がなくなると,その場に倒れてしまいます.倒れると,その時点で装備品の耐久力が 10% 減ってしまうようです.そして,画面に Release Spirit (魂になる)という表示が出ます.ここで魂になることを選ぶと,Ghost (おばけ)の状態になって(たぶん)最寄の墓場に飛ばされます.インスタンス(instance)で死んだ場合でも墓場まで飛ばされます.この場合は,Ghost 状態でインスタンスの中に入った時点で生き返ります.

Ghost 状態では画面が白黒になり,PC も敵 (mob) も見えない状態になってます.この状態のまま,自分が倒れた位置まで移動すると,自分の倒れた位置からある程度の範囲の中で,生き返ることができます.自分の倒れている位置の周辺にいるキャラクタだけは,Ghost 状態でも見えるようになっているので,それを見ながら生き返る場所を選ぶことができます.Ghost 状態では移動速度が 1.5 倍くらいになり,水の上も歩けます.ですが,壁を登ったり障害物をすりぬけたりはできません.

墓場には何やら白い布みたいな Spirit Healer という名前の npc が浮いていて,この人を右クリックすれば墓場で生き返らせてもらうこともできます.しかし,この方法で生き返ると,装備品がさらに 25% ダメージを受けたうえに,health や mana などのステータスのが 10 分間ほど下がった状態になってしまいます.自分が倒された場所が敵だらけだったり,あまりにも墓場から遠いところで死んでしまったときは,この方法で生き返ってもいいかもしれません.ちなみに装備品のダメージは,修理することで取り除けます.

このほかに,Resurrect という魔法を使って生き返らせる方法もあります.しかしずレベルが低いうちは使えないし,ソロプレイの場合は誰かが気まぐれに使ってくれるかも,という程度にしか期待できません.最初のうちはこの選択肢はないものと思ったほうがよさそうです.ちなみに Resurrect を受けると,Ghost 状態でどこかをさまよっていても,Resurrect を唱えた人の位置で即座に復活できます.またこれとは別に,自分自身を蘇生する能力をもつクラスや,死んだときに1度だけ蘇生される呪文をもつクラスなどもあります.

攻撃呪文 (spell)

呪文を使うクラス(caster)の場合は,最初からいくつか呪文が画面下のバー(action bar)の 2 とか 3 とか書かれている位置に配置されているので,敵をクリックしてから 2 とか 3 とか押します.すると魔法がひゅーんと飛んで行って(あるいは呪文をごにょごにょとなえて),敵にあたるとダメージを与えられます.唱えるのに必要な時間が,自分の下にゲージのような感じで表示されて,いっぱいになると魔法が発射(または着弾)します.唱えてる途中に殴られてしまうと,ゲージが少し減ってしまい,唱え切るまでの時間が延びてしまいます.2008年の変更でゲージの減る量が緩和されたのと,ひとつの呪文の詠唱中に殴られてゲージが減る回数が2回までになったので,詠唱の中断がされにくくなりました.ちなみに,詠唱を中断するという効果がある呪文やスキルなどがあり,それらをくらうと問答無用で中断させられます(resistできなければ).

攻撃呪文は届く範囲があって,あまり離れてると唱えられません.また敵が物影に入ったり後ろに移動されると,敵が見えないといわれて中断されます.唱えてる途中に,敵が移動して範囲から大きく出てしまってもだめです.呪文によっては移動しながらでも唱えられる(詠唱時間がゼロの呪文,instant とか呼ばれる)ものもあれば,止まってないと唱えられないものもあります.また,唱え終わってすぐにまた唱えられる呪文もあれば,再詠唱できるまでに制限時間(spell cooldown time というらしい)がある呪文もあります.

呪文を使うと mana を消費します(左上の青のゲージ).mana がなくなったら詠唱できません.何もしないで放っておいても mana はじりじり回復しますが,水などの飲み物を飲むと多少早く回復します.水などで回復中に移動(回転も!)してしまうと,水がそこでなくなってしまうところは注意が必要です.

なお,呪文を使うクラス(caster)でも殴って攻撃もできます(弱いですが・・).

飛び道具 (ranged weapon)

Rogue や Hunter は飛び道具をもっていて,ナイフを投げたり弓で射たりできます.これも,下のバーのところに最初からある程度使える飛び道具のアイコンが配置されてるので,敵をクリックしてから 2 とか押せば投げて(あるいは撃って)くれます.Thrown(投擲)というタイプの武器は,何度使っても減りませんが撃てる間隔が長くなってます.弓(Bow)とか銃(Gun)といった武器は,弾(ammo)を買って装備しておく必要があります.攻撃するたびに弾を消費していき,なくなると撃てなくなります.弾の補充はお店でできます.一番弱い弾なら200発で9cくらいなので,お金がなくて買えないということはまずありません.Engeneering などの Profession で作れる弾もあります.

飛び道具も呪文のように,相手と自分の間に障害物があると撃てません.撃つときは,自分のキャラクタが敵のほうを向いている必要があります.また,射程範囲外に敵がいても撃てません.武器によっては,最低限離れなければならない距離というのがあって,その制限がある武器だと,敵に近づかれすぎても撃てないようです.

なお,ranged weapon が専門のクラスでは,飛び道具による攻撃を一旦を始めると,弾がある限り(敵が打てる範囲内にいる限り)自動的に次々と撃ち続けてくれます.敵が近すぎて撃てなくなると自動的に melee (近接)攻撃をしてくれますし,その状態で敵から離れて撃てる距離になるとまた撃ち始めます.わざわざ攻撃方法を変えることを指示しなくていいので便利です.

また wand という呪文を使うクラスが使える,小さい杖のような飛び道具があります.これは杖が飛んでいくのではなく,杖から火の玉や雷などが敵に飛んでいく武器です.ダメージは他の呪文に比べると小さいですが,繰り返し使えることと使うときに mana を消費しない点で優れています.wand は撃ち始めると ESC キーを押して止める(あるいは自分が移動する)まで撃ち続けます.撃ち続けている間は global cooldown というのが発生して,他の呪文を使うことができません.

回復アイテム

戦闘のところで書いてますが,health を回復するには食糧を,mana を回復するには飲料を使います.どちらも,使い切るまでに少し時間がかかるのと,使ってる間に移動すると回復が中断されて,アイテムもなくなってしまいます.マウスでの視点移動(左ボタンでの視線移動)では中断されませんが,A や D で自分の向きをかえると中断されてしまいます.最初のうちは結構これで中断して,アイテムを無駄にしてました・・.敵に殴られても中断されるので,使うときは安全な場所でつかいましょう.

これらのアイテムは General Supplies や Innerkeeper などから買うことができます.レベルが低い間は,特に買わなくても Humanoid (人型)の敵を倒すと結構手に入ります.他にも,宝箱や樽などを開けたりしても手に入ります.レベル 5 くらいまでは,特にこうしたアイテムを使わなくても,自然回復だけで十分 HP も mana も持ちますので,あまり気にしなくてもいいかもしれません.レベルが上がると,より回復量が多い(回復がはやい)アイテムが使えるようになります.なお,mage だけは魔法で(タダで)飲料や食品を作ることができます.作った飲料などは人に渡すことができます.ただしログアウトしてしまうと,その後 15 分間ログインしないと消えてしまいます(もちろん作り直せばいいだけですが).

これらとは別に,試験管に薬品が入ったような絵のアイテム(potion)もあります.こっちは,一瞬で health や mana を一定量回復してくれます.どれだけ回復してくれるかは,アイテムを触ると表示されます.このアイテムは,走りながらでも殴られながらでも一瞬で効果が出るので,敵に追われている時や強敵と闘っているときに役に立ちます.店でも買えますが,かなりお高いです.最初のうちは,敵から拾ったものを緊急時だけ使っていくというのがいいと思います.ちなみに 2008 年に変更があって,potion 類は1回の戦闘で1回しか使えなくなりました.

アイテムも画面下のバー(action bar)のところに置いておけます.レベルが低い頃は action bar も置くアイコンがなくてスカスカだと思いますので,そこに回復アイテムを配置しておくと,非常時に素早く使えていいでしょう.

なお postion は強力なのですが,たいていは cool down (potion が再び使えるようになるまでの時間)が長めに設定されています.そのため,ガブガブ飲んで倒すみたいなことはできません.種類の違う potion でも,ほとんどのものは連続して使えない点に注意が必要です.